子どものコロナワクチンに対する親の視点を調査した坂田昌嗣らの量的・質的混合研究が日本小児科学会の国際誌Pediatrics International(IF=1)に掲載されました。
2024.10.8
コロナ禍で子どもに対するワクチン接種に対する親の躊躇や受容にどのような要因が関連するのか、親視点での量的、質的両側面から探求した研究がPediatrics International(IF=1)に掲載されました。坂田昌嗣が前職(京都大学社会健康医学系専攻)でメンターを担った大学院生が手がけた研究で、複数の保育施設や学童に出向き、直に保護者の声を伺ったものが形となりました。子どもの予防的介入において、親が意思決定をする上で、どのような情報提供やサポートが必要かについての貴重な示唆が得られました。
- Lelliott M, Sakata M, Kohno A, Toyomoto R, Matsumoto A, Furukawa TA. Perspectives on childhood coronavirus disease vaccination in Japan and influencing factors. Pediatr Int. 2024; 66:e15819. https://doi.org/10.1111/ped.15819