【論文掲載】山田敦朗らが主導した自閉スペクトラム症の子どもを育てる保護者へのスマホ認知行動療法、その効果を検証(BMC Psychiatry; IF=3.6)
2026.01.21
山田敦朗を中心とする研究グループは、自閉スペクトラム症のある子どもを育てる保護者の育児ストレスを対象に、スマートフォンで提供される心理支援プログラムの効果を検証した多施設ランダム化比較試験の結果を精神医学専門誌BMC Psychiatry に発表しました。
本研究では、行動活性化、アサーショントレーニング、問題解決療法といったCBT要素を用いた介入を評価しましたが、コントロール条件との差は明確には認められませんでした。
一方で、本結果は「どのような保護者に、どのような内容・提供方法がより適しているのか」といった今後の介入適応の検討や、プログラム改善に重要な示唆を与えるものと位置づけられます。
本研究には、名古屋市立大学の野木村茜元助教も参加しています。
【文献情報】
Yamada, A., Nakanishi, D., Nogimura, A., et al. (2026). Efficacy of smartphone-based behavioral activation, assertiveness training, and problem-solving therapy for parenting stress in parents raising autistic children: A multicenter, randomized, open-label, parallel-group trial. BMC Psychiatry. https://doi.org/10.1186/s12888-025-07746-8