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【専門誌掲載】坂田昌嗣ら、不眠・不安への心理療法的アプローチを『総合診療』で解説

2025.10.13

坂田昌嗣が、富山大学医学教育学講座・新野青那研究員との共著論文を、専門誌『総合診療 Vol.35 No.10』(医学書院)に発表しました。
本報告のタイトルは、特集「攻めの安全処方術」の一環である「差がつく! 不眠・不安への引き出し②──心理療法的アプローチ」です。
記事では、プライマリ・ケアで頻度の高い不安や不眠に対し、エビデンスに基づいた認知行動療法(CBT)の活用法を解説しています。
不安症や不眠症に対する心理療法は、国際的なガイドラインで第一選択治療とされ、薬物療法と同等かそれ以上の効果が示されています。
短時間の診療でも実践できる心配延期法や睡眠制限療法といったシンプルで効果的な介入法、および共感的な「言葉の処方」の重要性が強調されています。
【文献情報】
坂田昌嗣, 新野青那. 差がつく! 不眠・不安への引き出し②──心理療法的アプローチ. 総合診療. 2025;35(10) https://www.igaku-shoin.co.jp/journal/detail/115812