お知らせ

坂田昌嗣が研究計画と介入のスーパーバイザーを務める多施設共同研究のプロトコル論文が、国際的な査読付きオープンアクセス誌 BMJ Open に掲載されました。
本研究（RABBIT試験：Reasonable Access to Brief Behavioural Insomnia Treatment）は、内科および精神科外来を受診する成人患者を対象に、短時間で提供可能な**不眠症に対する行動療法（BBT-I）の効果を検証するランダム化比較試験（RCT）です。専門的な治療へのアクセスが限られる一般診療の現場でも、質の高い睡眠介入を実現することを目的としています。
掲載論文はこちら：
Nagai M, Noma H, Sakata M, et al. Reasonable access to brief behavioural insomnia treatment among medical and psychiatric outpatients (RABBIT): a multicentre randomised controlled trial protocol. BMJ Open2025;15:e094602. https://doi.org/10.1136/bmjopen-2024-094602

今後の本研究の進展と成果により、不眠症に悩む多くの患者さんに対するエビデンスに基づく治療普及が期待されます。